WF2006冬アフターレポート 3

(前回まで)
予定外に、そして予想通りにトラブルを抱えて国際展示場に集ったサムクラメンバー。
着いて早々トラブルばっかり。
そんな中、ついに開場を告げるアナウンスが流れるのだった・・・・・・。

其の三 決戦編(上)

10:00

開場。戦いの始まりだ!!

おおう、これが噂のディーラーダッシュか。
今回はS.I.Nも特に買い物ないということなので、我々はのんびりですよ。いや、実はさっきから大きい方のデスモ&ヴェドがすぐ転んだりマフラーが取れちゃったり、準備万端とは言えない状態なんでのんびりしてもいられないんですけど。

くっつけたりなんやかんやしている間に、来客第一号が!!
真っ直ぐにうちに来て下さったとのこと。
さらにすぐに第二号も!
なんと友人に頼まれて買いに来たとのこと。
嬉しい。人に頼んでまでうちの作品を持ち帰って下さるとは。

なんかスムーズにお客さんが来て下さる。
写真を撮って行かれる方もちらほら。
やっぱあれだな、彩色済み完成品が飾ってあるのとないのとじゃ印象が全然違うだろうし、今回はディスプレイにも気を使ったからな。
だから僕はずっと見た目の印象の大切さを訴えてきたのだ。

S.I.N「やらなかったんじゃない、出来なかっただけだ。しかし、写真撮られるってのは嬉しいもんだ。サムクラブースでは、写真撮影を歓迎致します。アングル変更などお気軽に声をお掛け下さい。

ちなみにお客さんへの応対はjiskaがしました。
僕は引っ込み思案なので。え?「本来お前の仕事だろ!」だって?
何を言ってるんだ、jiska。僕の仕事は広報であって接客じゃない。接客している貴様の後方にちゃんといるぞ。第一、僕に金銭のやり取りをさせようなんて無謀としか言えん。

・・・・・・あ、納得された。

会場から3〜40分もした頃だろうか、今回の最大の協力者、ミニヴェドドゥス原案、及びおまけ漫画を書いて下さったcharonさんが見えたので、一通りの挨拶の後、今回製作したMVDとサムクラTシャツ(量産型)を進呈しました。

そのまま暫らく話していると、鈍ウスさん撃墜王さんこーみんさんと、ウェブでお世話になっている方々が何処からか集まってきました。
しかもそれぞれ好き勝手に駄弁っている収拾のつかない状態。
・・・・・・げえ、半ば溜まり場。

S.I.N「ニトロ信者の皆様、WFサムクラブースはオフ会会場です。」

鈍ウスさんから「変態少年」という本を頂きました。S.I.Nが熱心に読み始め、一切仕事も接客もしなくなったので取り上げました。最後にアジトに送る荷物と一緒にしておいたので、今頃はアジトの本棚に刺さっているでしょう。
撃墜王さんから同人誌を頂きました。こちらも一緒に取り上げ、アジトに送りました。て書いてて気付きましたが、S.I.Nに独り占めされたって事じゃないか。

S.I.N「帰って荷物開けたら3冊あるんでびっくり。ちゃんと管理しとけ!」

こーみんさんから「KM工房キリ番しょんぼりプレゼント」としてミニカーを頂きました。これは窓間涙がこーみんさん所の9999HITを踏んだ賞品として個人的に、縮こまりながら頂きました。

暫らく駄弁った後、みなさんそれぞれに旅立って行かれました。男は出会い、そして別れてゆく。

と、入れ替わり位のタイミングでにーさんが見えました。S.I.Nとカメラに関する難しい話をされていました。
その途中、すでににーさんが手に入れたという『ニトロスタンプラリー』の「デモンベイン色紙」を目にしてから、S.I.Nがそわそわしだしてしまいました。

ああ、親びんはあの色紙が欲しいんだな、まだお客さんも来て下さっている中、店を空けるわけにいかない、という思いと、もう今にも無くなってしまうんじゃないかという思いに心乱されているのね、と思ったので、「jiskaが居るうちに行って来て下さい」と送り出しました。
「すぐに戻る」と言い残してS.I.Nはスタンプラリーに挑戦しに行きました。

S.I.N「アレはメンバー全員が参加すべきイベントだった。時間の都合で俺一人だけだったのが悔やまれる。」

・・・・・・それからおよそ30分後、戻ってきたS.I.Nと窓間涙を残し、jiskaは午後過ぎから仕事のためにビッグサイトを後にした。
後は頼む、という言い残して。

・・・・・・つづく